UCHIDA HOUSEIのジーンズのシルエット・仕様は先頭の数字三桁で決まります。
全てのモデルに共通している事は、流行に左右されないシンプルで、オーソドックスなデザインです。
生地は全て、綿100%にこだわり、旧式の力織機で織られたセルヴィッジ生地を使用しています。
<セルヴィッジ生地のロール>
経年変化を楽しめるように、素材から縫製までこだわり、長年穿き込める丈夫さを兼ね備えています。もちろん、ダメージ加工等は一切していません。穿けば穿くほどに自分だけの味わい深いジーンズになります。
450(ヨンゴーレー)
<450-STANDARD>
►シルエット
”ほぼ”ストレートなシルエット。
「日本人なら誰しも似合う」をコンセプトにした太過ぎもせず、細過ぎもしないシルエットです。膝あたりから裾にかけて若干のテーパーを利かしているのがポイントです。
►縫製仕様
小股部分はロック糸を見せず生地を四重に折り伏せ縫いすることで強度を上げています。
ピスネームは通常の位置(右後ろポケットの後ろ中心側の側面)ではなく、ポケット底面に取り付けています。
財布やスマホを入れる事によって破れる可能性があるバックポケット底部分は、強度を増すためにあて布をしています。あて布を縫い付ける際のステッチがうっすらと見えます。
後ろポケット口はリベットで補強していますが、表からはそのリベットが見えません。イスなどに座った時、リベットによって家具などを傷つけないようにと考えられた「隠しリベット」と呼ばれる手法です。通常のポケット付けに比べ、とても手間のかかる仕様です。
<小股折伏せ縫い>
<バックポケット>
<隠しリベット縫製工程>
►縫製糸
縫製に使う糸は主に「コアヤーン」と呼ばれる糸を使用しています。ポリエステルの芯を綿で覆うことで、ポリエステル糸の強度もあり、綿糸の風合いをも両立した糸です。
►450(ヨンゴーレー)一覧
↳ STANDARD
↳ LEFTHAND
↳ LIGHT oz
↳ BK×BK
↳ WHITE
↳ GRY×BK
↳ SAKURAⅡ
↳ SAKURAⅢ
451(ヨンゴーイチ)
<451-STANDARD>
►シルエット
太もも部分に少しゆとりを持たせ、裾にかけて細くなるテーパードとなっております。450と同様にすっきりとした太過ぎず、細すぎずなシルエットです。裾から15cm程度をストレートにする事で、 裾上げ、ロールアップをしてもシルエットが崩れにくいよう考慮してあります。また、脇線の捻じれが大きく出るよう、パターンを調整しています。
このモデルには生機(キバタ)と呼ばれる整理加工*¹を施していない生地を使用しています。織りたてデニムのザラザラとした質感、脇の捻じれ、毛羽立ちのある表面など、昔ながらのジーンズをイメージしています。
*¹整理加工とは・・・生地のねじれを防ぐ「斜行防止加工」、洗いによる縮みを防ぐ「防縮加工」、表面の毛羽立ちを焼きとる「毛焼き加工」など、生地を扱いやすく、穿きやすくする加工のこと。一般的に販売されているジーンズの大半はこの整理加工が施してあります。
►縫製仕様
基本的な仕様は450を踏襲しています。
アウトシーム(脇)の地縫いには極太の綿糸を使用しています。生地が糸によって膨らみ、耳のアタリの内側にも綺麗なラインが現れます。
コインポケット口と後ろポケット口はチェーンステッチで縫製してあります。ウネリガ発生している為、裾同様の色落ちが期待できます。コインポケットは右端を耳使いにしています。
クロッチリベット、バックポケット両端の剥き出しのリベットなど、より古い年代のジーンズをイメージした仕様となっています。
<アウトシーム縫製糸>
<コインポケット口>
<クロッチリベット>
<バックポケット>
►縫製糸
経年変化や強度を考慮し、材質や太さの異なる20種類近くの糸を使用しています。基本的に表に見える部分は綿糸、裏はコア糸と使い分けています。風合いのいい綿糸ですが、弱いので少しでも強度を上げる為に裏にはコアヤーン糸を使用しています。
►451(ヨンゴーイチ)一覧
↳ STANDARD
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